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7つの原因

2017.05.23 | Category: 腰痛,腰部脊柱管狭窄症

こんにちは。
「腰部脊柱管狭窄症シリーズ その③」です。
今回は、「7つの原因」の話をしていきます。
脊柱管狭窄症 7つの原因

7つの原因

  1. 脊椎の椎体や椎弓の骨の変形で起こる場合
  2. 椎間関節の関節包の肥厚により起こる場合
  3. 椎間板の変形により起こる場合
  4. 背骨の歪みや側弯によって起こる場合
  5. すべり症により起こる場合
  6. すべり症以外の脊椎の回旋や横方向のズレにより起こる場合
  7. 上記の①~⑥までの原因が複合して起こる場合

①脊椎の椎体や椎弓の骨の変形で起こる場合

若いうちにスポーツ・仕事などで無理をしたり、
仕事や家事で無理な姿勢を続ける・姿勢が悪い状態を続けると、
年をとってから骨が変形する事があります。
椎体や椎弓からトゲのように骨が出ているのが

上の図でもレントゲンで確認できますね。

②椎間関節の関節包の肥厚により起こる場合

若いころから姿勢が悪かい状態を続けたり、運動不足で関節が硬いと、
椎間関節の動きが悪くなり、関節包が肥厚して神経を圧迫します。
また、関節についている靭帯の肥厚で起こる場合もあります。

③椎間板の変形により起こる場合

60歳位までは、椎間板の水分の含有率が高く、ゼリー状のため、
ヘルニアのように外に飛び出しやすいのですが、
60歳を過ぎると水分の含有率は低下して硬くなり飛び出にくくなります。
そのかわり、固くなった椎間板は組織が変性しやすくなり、
形が変わることにより、神経を圧迫することがあります。
朝一など水分量が減っている場合が多いので、症状が現れやすいです。

④背骨の歪みや側弯によって起こる場合

崩れた座り方など継続していると、姿勢が徐々に悪くなっていきます。
猫背やはり腰、ストレートネックなどの背骨の歪みは、脊柱管を狭めます。
背骨の脊柱管は1本の管になって脳から足の先端まで神経の情報を伝えます。
それが途中で曲がっていたり、側弯症で全体が曲がっていると当然、
脊柱管は狭まり、神経を圧迫してしいます。

⑤すべり症により起こる場合

若い時に、激しいスポーツや椎弓を骨折し分離した椎骨が
すべり症になっていたり、高齢になるにつれ椎間関節が
変性してしまいすべるといった、変性すべり症があります。
すべり症は、上下の椎骨の位置関係に異常をきたすため、
結果的に脊柱管が狭まり、脊柱管狭窄症を引き起こします。

⑥すべり症以外の脊椎の回旋や横方向のズレにより起こる場合

ゴルフなど脊柱に、決まった刺激・同じ動作を繰り返し行う事で、
ズレが生じる事があります。脊柱はすべり症のように、
前後にズレる場合がありますが、それ以外にも横方向や右回旋、
左回旋でズレることがあります。
その場合も同じように脊柱管が狭まり、脊柱感狭窄症を引き起こします。

⑦上記の①~⑥までの原因が複合して起こる場合

①~⑥、それぞれの原因が複数おきて脊柱管狭窄症を
引き起こす事があります。①~⑥はすべて若い時に起こる事もありますが、
圧倒的に加齢によっておこる場合が多く、
50歳を超えて座骨神経痛が出た場合の、
40%は脊柱管狭窄症であるという調査結果があります。
70歳以上では、85%以上の方に脊柱管狭窄症があると言われています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
定期的に書いていきますので、気楽によんでください。

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