こんにちは
「スポーツ障害シリーズ その⑪」です。
今回より、足底腱膜炎について話していきます。
症状は?
一般的には40代~50代に多い疾患で、日常診療でも比較的良くみられます。
症状は、起床時、踵を着くと同時にさすような痛みが生じると訴えます。
初期では、症状は短時間で動いているうちに治ってしまう事が、
徐々に歩行時でも痛みを生じるようになる事が特徴的です。
スポーツ障害として、どの年齢でもみられる疾患といわれています。
典型的には、ランニング、マラソンなどの陸上競技長距離走者に多いです。
発生の背景にはoveruseがあり、練習量がアップした事が要因である事が多い。
経過は、慢性的であることが多く、発症後早期にはなかなか受診しない。
スポーツ障害以外では、
中年で体重が重く運動を行わない人が硬いフロアに長期間立っていたり、
長距離歩いたりすると生じます。
他の初見としては、踵の内側の足底腱膜の起始部に圧痛があります。
局所に腫れはみられない。他動的に母趾を背屈させて、
足底腱膜を緊張させると痛みが誘発しやすい。
X線写真では、とんがった骨が出てくる骨棘が認められる。
症状のない方にも9~15%程度にみられると報告され、
加齢と相関があると言われています。
次回は、病態について話していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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