こんにちは
「スポーツ障害シリーズ その⑫」です。
その中でも多く認めるといわれる足底腱膜炎と言われています。
足底腱膜炎の病態についてと受傷機転について、お話していきます。
病態って?
足底腱膜は、密な線維性結合線維であり、長軸方向に3つの部分にわけられる。
すなわち、中央部分が一番大きく、外側の小趾外転筋を覆う外転部分および内側の母趾外転を覆う内側部分があります。その線維が炎症する形です。
受傷機転は?
足底腱膜は、踵骨からはじまり足趾の基節骨基部に広がって付着している。
足の骨性の縦アーチを弓に例えれば足底腱膜は弦に相当する。
この構造が、歩行などでの接地時の衝撃を吸収します。
縦アーチの緊張は足底腱膜を最大限に引っ張り、
特に起始部である踵骨結節内側部に力がかかる。
足底腱膜の伸張にも限界があり、
特に年齢とともに弾力性が失われてくると、overuseで痛みが出現しやすくなる。
また、足部のアライメント異常などが存在するとさらに足底腱膜を緊張させる。
例えば、偏平足の患者では踵が回内しており、足底腱膜の張力が増加し、踵の痛みが生じやすい。
距骨下関節の回内は踵を外返しさせ、足底腱膜を伸張する。
緊張した腓腹筋も踵を外反位で保持する事となるし、凹足の変形も足底腱膜を緊張させる。
次回は、アプローチについて話していきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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