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骨の基本構造②

2017.11.05 | Category: 新人セラピスト 実習生,日本徒手医学リハビリテーション協会

おはようございます。
院長の堀です。
本日は、前回の続きで
骨の構造についてお話したいと思います。
これは、私自身、
代表務める日本徒手医学リハビリテーション協会の
HPのブログより引用しています。
少しでも参考にさればと思います。

前回は①緻密骨と②海綿骨を書いたので③の骨膜からいきます。


③骨膜
骨の表面を覆う骨膜(外骨膜)は外層が線維層で構成され、
内層の胚芽層には造骨能があります。

骨膜は血管や神経に富んだ結合組織であり、
成長期には骨の横径の成長に関わります。

骨の内面を覆う内膜(内骨膜)は
骨梁やハバース管の表面にあり、
血管が豊富で造血能があります。
骨膜と骨質とはシャーピー線維で結ばれています。


④骨髄
骨の髄腔や海綿質の骨小柱の間を
満たしている細網細胞である。
生後4~5歳までは全骨髄が造血機能がある赤色髄で、
成長とともに脂肪髄である黄色髄に置き換わっていきます。

成人では体幹骨および四肢骨の近位端だけに造血機能が残ります。


⑤軟骨
骨とともに骨格を形成し、
器官の保護の機能も有する弾力性に富む組織です。

(1)硝子軟骨:関節軟骨・肋軟骨・鼻軟骨・甲状軟骨など
(2)弾力軟骨:耳介軟骨・喉頭蓋軟骨など
(3)線維軟骨:椎間軟骨・恥骨軟骨など

神経や血管はなく、関節軟骨は滑液から、
その他の軟骨は血管から養分が無定形基質に
拡散されることで物質交換が行われています。


◇まとめ ここを勉強すれば骨膜がない軟骨が
治りにくいということがなぜか説明できますね。

また、骨膜が豊富な部分が骨折の時に痛みが強いのも納得です。

例えば、大腿骨近端の骨折でも骨膜の多い転子部骨折の方が
頸部骨折より痛みが強いと一般的に言われています。

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