こんにちは
「腰痛シリーズ その⑥」です。
概論的な事で、前回も「筋膜について」お話しましたね。
今回も「筋膜について」です。
筋膜について?
強度と形態を与えるコラーゲン(膠原)線維と、形態記憶性と
伸張性を与えるエラスチン(弾性)線維の2種類の線維でできています。
簡単に言うと、コードが絡みあっているイメージをもってください。
それを調整する事により、滑りやすく動きやすくなるという事です。
難しくなりますけど、このコラーゲン線維は皮革のベルトのようなものが
波打った構造をしており、強度を保ちながら、
さまざまに形を変えることができ。
一方のエラスチン線維は、ゴムチューブのような形状になっています。
実際、ゴムのように2~2.5倍ぐらいまで伸縮でき、かつ形態記憶性を有します。
こうした線維が筋膜となって全身を覆う事で、
姿勢と運動のコントロールに寄与します。
筋膜は、上記の図のように、コラーゲンとエラスチンの線維が網目のように
走っています。その隙間には細胞間気質が存在しています。
細胞間気質は通常、水溶液状でさらさらしており、
コラーゲンとエラスチンの流動性を確保しています。
細胞間気質の役割はとても大切で、もしコラーゲンとエラスチンの
網状構造が高密度化し機能異常をきたすと
お互いの線維が自由に動けなくなってしまいます。
最初に話した、コードが絡み合うイメージです。ぐちゃぐちゃになるでしょ。
すると高密度化によって基質は圧迫され脱水してしまうので、
成分がゾル状からゲル状への変化してしまいます。
これが筋膜の「動きが悪くなる」メカニズムです。
それにより、腰痛や肩こり、五十肩、膝痛など、
痛みあるなしに関係なしに動きが悪くなるなどに繋がっているのです。
筋膜リリースって効果的なの?
理論的には上述した理論で影響を受けているので、
それがどこの筋膜が硬くなって影響しているのか!!
しっかり評価ができれば、結果がついてくると思います。
次回は、
「筋膜の動きが悪くなればどうなるのか?どういった影響があるのか?」を
お話しますね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
定期的に書いていきますので、気楽によんでください。
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