こんにちは
「産後の腰痛シリーズ その③」です。
我慢が良くないですから、必ず周りに相談してくださいね。
悪化してからでは、なかなか大変です。
赤ちゃんを抱けなくなったらどうします?
腰痛を軽くみているとはいわないですが、腰痛になってしまうと
あとあと影響してきます。だから、しっかり対処できるように、
知識をいれて下さい。
今回は、産後に腰が痛む原因について話していきます。
産後の腰痛の原因とは
①靭帯のゆるみ
妊娠中で靭帯が緩みやすいと、以前話しましたね。
主に緩むのは、骨盤の「恥骨結合」を固定する靭帯と、
「仙腸関節」を固定する靭帯です。
ここをゆるむ事で出産時に赤ちゃんが産道をスムーズに
通れるようにするのです。
リラキシンの分泌自体は出産後2~3日で止まりますが、
出産前と出産後に伸びた靭帯が元に戻るまでは、
およそ3か月かかると言われています。高齢出産や授乳姿勢などによっては、
6か月以上もとに戻らない事もあります。
妊娠中と同様、靭帯が緩み→関節が動きやすくなる→支えが不安定。
その不安定さえお腰の筋肉で支えようとするため、
腰痛が起こりやすくなるというわけです。
また、靭帯が緩む事で開いた骨盤により、
腰周辺の筋肉や靭帯が余計に引っ張られてしまうため、
腰痛になりやすいとなります。
子供が1人より2人、3人と増える事により、
腰痛になる確率は上がると考えられます。一人抱きながら作業など、
姿勢が偏る事が想像できますよね。それにより痛みが生じる事になります。
②骨盤の歪み
靭帯がゆるんで開いた骨盤は、歪みやすい状態といえますね。
そのため、妊娠中にすでに歪んでいたり、
骨盤が小さかったり赤ちゃんがおおきかったりする事で、
出産時に歪んでしまう事が多くあります。歪んだ骨盤は自ら戻れないため、
ゆがんでいるかぎり、周辺の筋肉に負担がかかり、
腰痛が起こりやすい状態です。
③腰への物理的な負担やストレスの影響
赤ちゃんを抱っこしたり授乳をするなどで、
これまであまり使わなった筋肉を長時間使うようになると、
負担がっかかって痛みが起こしやすくなるという事です。
さらに、慣れない赤ちゃんの世話で肉体的・精神的にストレスを抱えると、
自律神経や筋肉組織に影響が及ぶ事で悪化する事もあります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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