こんにちは。
「腰部脊柱管狭窄症シリーズ その⑧」です。
今回は、脊柱管狭窄においての手術についてお話していきます。
手術ってどんなん?
病院ではお薬やブロック注射、リハビリ、
マッサージなどの保存療法で改善しない場合は、手術をススメられます。
腰部脊柱管狭窄症の手術の基本は、神経の圧迫を取り除く「除圧術」です。
除圧術は、圧迫を受けている脊柱管の場所や範囲によって
「開窓術」「椎弓切除術」から適した方法を選択します。
時には、除圧術に加え「脊椎固定術」を組み合わせて行います。
①開窓術
開窓術は、神経を圧迫している部分だけを取り除き、
椎弓をできるだけ残す手術で、
手術後は背骨に窓が開いたようになるので開窓術と呼ばれます。
神経の圧迫範囲が狭い場合に適した手術です。
②椎弓切除術
椎弓切除術は、神経の圧迫が高度で、
かつ広い範囲に及んでいる場合に適した手術法です。
背中側から背骨の中央部を縦に切開して、
神経を圧迫している棘突起を含む椎弓、
椎間関節と靭帯などを広い範囲で取り除きます。
③椎骨固定術
脊柱管狭窄症では、上下の椎骨と椎骨が不安定になっている場合が多い為、
椎弓の切除を行っても、不安定になってしまい椎骨がズレ、
再び神経が圧迫される恐れがあります。
そのような場合は、圧迫除去と固定性アップ目的で、
椎弓の切除術に合わせて、脊椎固定術を行います。
脊椎固定術は、椎弓の切除後に患者さん自身の骨盤の固定で
削った椎骨を形成して固定する術です。
さらにチタン製などの脊椎内固定器具を用いて、固定した部分を補強します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
定期的に書いていきますので、気楽によんでください。
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