こんにちは
「スポーツ障害シリーズ その②」です。
前回から、腸脛靭帯炎についてお話をしています。
今回は、病態について話したいと思います。
病態って?
腸脛靭帯とは、解剖学的には
大腿骨外側における筋膜の肥厚部分であり、
近位部において大殿筋の一部と大腿筋膜張筋が停止し、
遠位部においては、脛骨外顆やや前方のガーディー結節に付着しています。
四足動物から二足動物に移行し立つことを覚えてから発達した部分です。
大腿骨骨幹部において、
腸脛靭帯は筋間中隔を介して大腿骨に付着する。
腸脛靭帯の機能は、
大腿筋膜張筋と大殿筋の停止部として股関節外転(足を外に動かす)に作用する事である。
また膝の外側支持機構としての作用ももつ。
腸脛靭帯と大腿骨外側顆の間には線維性の連結がなく、
膝の運動によって腸脛靭帯は大腿骨外側上顆の浅層を前後に移動する。
すなわち、膝を30度以上曲げると、
腸脛靭帯は大腿骨外側上顆の後ろにくるが、
膝伸展位では腸脛靭帯は外側上顆の前にくる。
そこで、膝の屈伸を繰り返すことにより、
腸脛靭帯と大腿骨外側上顆との摩擦によって生じる
過剰な運動が腸脛靭帯炎です。
難しいですね。
要は、靭帯が前後に繰り返し摩擦が生じて炎症が起きると言う事です。
それは、筋力低下や姿勢不良、また運動量などその人によって原因は変わってきます。
症状がでたら、専門家に受診薦めます。
次回は、腸脛靭帯炎の治療・対処法においてお話したいと思います。
筋肉の柔軟性などが確保されていたりすると、予防になりますので。
しっかり、それは行いましょう。
運動量などは、どうしても無理してしまう場合がありますので。
無理はしないようにしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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