おはようございます。
院長の堀です。
今回も、昨日と同じで
私自身が代表を務める
日本徒手医学リハビリテーション協会の
ブログからです。
骨粗鬆症の治療について
食事療法、運動療法、薬物療法があり、とくに食事療法と運動療法は、骨粗鬆症の予防の基本となります。薬物治療が必要な場合は、症状の有無にかかわらず、治療を続けていくことがとても大切です。
①食事療法:
骨粗鬆症の治療や予防に必要な栄養素は、骨の主成分であるカルシウムやタンパク質、骨のリモデリングに必要なビタミンD、ビタミンKなどです。
これらの栄養素を積極的にとりながら、バランスの取れた食生活を送ることが大切です。
食塩、カフェイン、アルコールなどのとり過ぎは良くありません。
②運動療法:
骨は、運動をして負荷をかけることで増え、丈夫になります。さらに、筋肉を鍛えることで体をしっかりと支えられるようになったり、バランス感覚がよくなったりし、ふらつきがなくなって、転倒を防ぐこともできるため、運動療法は骨粗鬆症の治療に不可決です。
骨量を増やすためにはウォーキングやエアロビクスなど、中程度の強度のある運動が効果的ですが、必ずしも激しい運動をする必要はありません。散歩などを毎日あるいは週に数回、長く続けていくことが大切です。
③薬物療法:
食事療法や運動療法を行うと同時に、骨の吸収を防ぎ骨量を増やす薬や骨の形成を促進し、骨量を増やす薬などを使って治療を行います。
・ビスフォスフォネート製剤(エチドロネート・アレンドロネート)
・選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM:サーム)製剤
・副甲状腺ホルモン製剤
・ビタミンD活性剤
などの飲み薬や注射などが存在します。
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