- Blog記事一覧 -歩行機能が低下すると転倒リスクが上がってしまう!
「1秒間に1メートル以上歩く人は歩行速度が『速い』、1メートルに満たない人は『遅い』と判断でき、歩行機能が低下すると転倒のリスクが2.9倍高まることが分かっています。これは足や体幹の筋肉の衰えが関係しています」引用:Cesari M, et al. J Am Geriatr Soc. 53: 1675-1680, 2005.速く歩くには、つま先を持ち上げつま先がひっかからないようにするため働く「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)」や、足を持ち上げたり、姿勢を保つのに必要な「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」や「腸腰筋(ちょうようきん)」、足を後ろに蹴り出すのに働く「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」がしっかりついている必要があります。これらが衰えると、歩くのが遅くなるだけでなく、歩幅が狭く、「すり足」になり、ちょっとした段差につまずきやすくなります。