こんにちは。
「腰部脊柱管狭窄症シリーズ その④」でお話していきます。
今回は症状についてお話しますね。
腰部脊柱管狭窄症の症状とは
①症状はどのようなものがあるの?
腰痛、腰まわりが重く、違和感、張り感があり、
それに加えて足の痺れや痛みがある。
普段はなんともないが、歩き出すと足が痺れて歩けなくなる、
歩きにくくなる間欠歩行などの症状が代表な症状です。
その症状は、太ももからふくらはぎ、足の裏などに両側に出る場合や、
片側だけに出る場合があります。足先が持ち上がらない、
階段や段差でつまずく、スリッパが脱げやすかったり、
履きにくいなどの、症状があるなら疑う事が大事であり、
早期に判断・見つける事が今後の予後に関係します。
症状が悪化すると、歩行時に尿意を催すなどの排尿障害や
便秘などの症状が起こってきます。
現れる症状は、人によって違うのは、分かりますよね。
軽い人は、足の症状だけで腰痛は全くない場合もあります。
脊柱管狭窄症の患者さまに共通する症状として、
歩行を続けたり、じっと立っているとだんだん痛くなるという事です。
②楽になる姿勢はあるの?
かがんだり、椅子に座って腰を丸めると楽になるというものがあります。
これは、解剖学的に言える事なので、腰を反らした状態だと脊柱管が
狭まりやすいためで、腰を丸めた状態だと脊柱菅が広がりやすく
楽にるという事です。
患者様からよく「自転車にのれるんですよ」
「押し車を押すと楽なんです」とよくおっしゃられてます。
それは、前かがみになる姿勢になるためでしょう。
*大事な事は、早期発見・早期受診・治療です。
まずは、病院受診を薦めます。休むと楽になるから、
大丈夫と思う方が多いので注意してください。休みすぎて、
動かないため筋肉が低下してしまったり、血流も悪くなり、
症状は悪化してしまいますので、その負の連鎖は避けましょうね。
③間欠性跛行の特徴
腰部脊柱管狭窄症の持つ、もっとも特徴的な症状は、
間欠性跛行と言われるものです。
これは、歩いていると腰から足にかけて痛みや痺れが起こったり、
ふくらはぎに張りが生じたりして歩けなくなり、
前かがみになって少し休むと回復して
再び歩けるようになる症状を言います。
狭窄度合いによって、症状が違ってきます。狭窄が悪化していくと、
続けて歩ける距離が次第に短くなり、50m程度歩くと辛くなって、
一度腰かけて休まないと
次の動作がはじめられない状態になる場合もあります。
腰部脊柱管狭窄症の間欠跛行、神経の障害によるもので、
腰を伸ばしたり反らしたりした状態、つまり歩いたり、立っている、
仰向けで寝るなどによって起こります。
間欠性歩行には、脊柱菅狭窄で起こる神経の原因によるものと、
血管性の原因で起こるものがあります。血管性で起こるものの代表は、
閉塞性動脈硬化です。これは、動脈硬化によって足の血流が悪くなるもので、
血流の障害によって脚の痺れや痛み、足がつるなどが起きるものです。
脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の違いは、歩いていて痛みが出た時に、
閉塞性動脈硬化の場合は立ったままでも休んでいれば楽になる事です。
脊柱管狭窄症は姿勢に関係しますので、
前かがみにして休まないと楽になりません。
また、自転車は長く乗っても症状はでませんが、
閉塞性動脈硬化症は自転車に長く乗ると
血流が悪いので痛みやひきつりが発症します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
定期的に書いていきますので、気楽によんでください。
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