おはようございます。
院長の堀です。
化膿性脊椎炎~脊椎に細菌が感染することで起こる
高齢者や糖尿病患者、透析患者、ステロイド長期使用者、悪性腫瘍に罹患して免疫抑制治療を受けている人などに起こることが多いです。上気道や尿路の細菌感染などが血行性に脊椎に波及して感染巣を作り、熱発して激しい腰背部痛のために体動困難となります。なんせ痛い。激痛ですね。僕自身、病院勤務時代に症例は何度も経験はしていますが、痛みが強いイメージです。薬でなんとか押さえるけど、車いすへの移乗時、起き上がりすら痛く、動作に制限がかかってしまう感じですね。
肺や消化器の感染巣から波及する場合では、脊椎への感染はマスクされて脊髄麻痺や脊椎に著しい変形が出現するまで気付かれない場合がありるみたいです。感染性疾患の治療中に腰痛が併発した場合には注意が必要です。というか、痛みを訴えるので、すぐに分かりますね。
また起炎菌が弱毒性の場合でも、発熱や感染徴候が軽度になり、そのために診断が遅れることがあるみたいです。初期ではレントゲンに脊椎の変化はみられず診断が難しく、MRIを用いた早期診断が重要。感染巣から流出した膿が神経を圧迫して脊髄麻痺を呈する事があります。
治療法
起炎菌を同定することが先決事項であり、抗生剤の点滴を行う前に血液培養検査で細菌を検出します。発熱が軽度な場合、すでに抗生物質による治療が開始されている場合は細菌の検出が難しいです。必要があれば脊椎の病巣を穿刺した液から細菌培養を行い、抗生剤の感受性を調べて薬剤選択を行うみたいです。脊髄麻痺や脊柱が変形するような病巣の拡大を見る場合は外科的に病巣を郭清して、健全な骨組織を移植する手術が行われます。
当院では、何もすることはありません。この化膿性脊髄炎由来の腰痛は、もう動けないのですぐに病院ですね。
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