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認知症の記事一覧

認知症予防する4つの栄養成分とは④?

2018.06.30 | Category: ママの悩み,健康寿命,家庭の医学,認知症,食事

おはようございます。院長の堀です。
認知症の女性 前回、認知症予防のための4つの栄養分のうち3つ、「オメガ3」「抗酸化成分」「葉酸」についてお話しましたね。まだご覧になられてない方は、まずそちらからご覧ください。今回は、残りの「トリプトファン」についてお話していきます。

トリプトファン

 脳の神経細胞を作る必須アミノ酸が、トリプトファン。脳の神経伝達物質の中で、特に重要な役割を持つアセチルコリンや、睡眠の質を高めて精神を安定させるセロトニンの原料になるのがトリプトファン。肉や卵、ナッツ、豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品に豊富。食品によっては摂りすぎると脂質やコレステロール過多になるのでバランスよく摂り入れることが大切です。

■卵

 食事から摂る必要のある8種類の必須アミノ酸をすべてバランスよく含みます。トリプトファンのほか、アセチルコリンの素になるレシチンも豊富です。

■豚肉

 糖質代謝を促進するビタミンB1の宝庫です。また野菜などからは摂れない脳を活性化するアラキドン酸も含まれます。

■ヨーグルト

 乳酸菌の作用で消化しやすいタンパク質です。脳の神経伝達物質の働きがスムーズになるカルシウムなどのミネラル分がたっぷりあります。

■ナッツ

 ビタミンEやミネラル分も豊富です。くるみやアーモンドには蓄積したアミロイドβを減らす効果が期待できるという研究結果もあります。ピスタチオもおすすめです。

認知症と食生活のまとめ

 認知症には、脳の老廃物であるアミロイドβの蓄積などが原因の“アルツハイマー型”、脳梗塞・脳出血が引き金になる“脳血管性”などがあり、いずれも食生活が大いに関係しているといいます。カロリー過多は活性酸素を増やし、脳の老廃物蓄積を促進すると考えられています
。多くの調査でも認知症発症リスクを上げるという結果が出ていますし、また塩分過多の食生活は血管をもろくして、脳血管障害を引き起こしやすいと言われています。

 逆に圧倒的に不足しているのは魚と野菜です。魚の脂には、脳の機能を正常に維持するのに必須の栄養素、オメガ3が豊富です。また野菜には、脳や体を酸化から守る抗酸化成分、認知症原因物質を抑制すると言われる葉酸などが多く含まれます。

認知症予防にもうひとつ重要なのは、『偏らない』こと!

 例えば、カロリーを気にして敬遠しがちな肉には、脳の神経細胞の素になるトリプトファンや、記憶・集中力をアップするアラキドン酸も多く含まれています。カロリー過多に注意しながら、バランスよく摂ることが大切です。
 認知症予防の研究により、様々な食材の効能が話題になりますが、一つの食材だけで改善するものではありません。脳によい栄養素、食生活を理解し、『摂取する』『控える』ことを意識した日々の積み重ねが予防につながると言われています。
 認知症のリスクを高める糖尿病、高血糖を防ぐためにも、野菜から食べ始めるといった食べ方の工夫も大切です。
 これは、自分自身にも言え、実行しないといけません笑

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認知症予防する4つの栄養成分とは③?

2018.06.29 | Category: 健康寿命,家庭の医学,認知症,食事

おはようございます。
院長の堀です。
認知症の男性 前回までは、認知症予防のための4つの栄養分の、「オメガ3」「抗酸化成分」についてお話しましたね。まだご覧になられてない方は、まずそちらからご覧ください。今回は、「葉酸」についてお話していきます。

葉酸&ビタミン

認知症の原因物質を抑制するのは、葉酸。また、動脈硬化を促進したり、アルツハイマー病のリスクを高める悪玉アミノ酸、ホモシステインを無害化してくれるのがビタミン。ホモシステインは加齢とともに増えるため、葉酸は認知症予防に欠かせない成分。また重要な神経伝達物質の素であるトリプトファンを分解する過程でも大切な働きをします。

■枝豆

 葉酸のほか、良質のたんぱく質、ビタミン、カルシウム、食物繊維、鉄分など、野菜と豆の栄養を併せ持ち、トリプトファンも多いです。

■モロヘイヤ

 強力な抗酸化成分、βカロテンやビタミンEも野菜の中でトップクラスです。粘膜を保護するネバネバ成分、ムチンも特徴で、夏が旬です。

■緑茶

 脂肪吸収を抑えるカテキン、集中力を高めるテアニンなどの抗酸化成分も豊富に含まれてます。抽出したお茶より抹茶のほうが成分を摂り入れやすいです。

■ブロッコリー

 葉酸の吸収を高めるビタミンCやβカロテンも豊富です。免疫力アップや動脈硬化の予防効果もあります。

次回は、「トリプトファン」について、お話する予定です。

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認知症予防する4つの栄養成分とは②?

2018.06.28 | Category: 健康寿命,認知症,食事,高齢者

おはようございます。
院長の堀です。
認知症 前回、認知症予防のための4つの栄養分の一つ、オメガ3についてお話しましたね。まだご覧になられてない方は、まずそちらからご覧ください。今回は、「抗酸化成分」についてお話していきます。

抗酸化成分

ポリフェノール、ビタミンC、E

 脳や体を錆びさせる活性酸素を除去してくれのは、ポリフェノール、ビタミンC、Eなどの抗酸化成分。抗酸化力を持つポリフェノールやビタミンC、Eなどは、細胞にダメージを与える活性酸素から、脳や体を守ります。ポリフェノールの種類は4000種類以上もあるといわれ、認知症の原因物質、アミロイドβなどを抑制する効果が認められているものも。ビタミンCは、旬の野菜やくだものに多く含まれます。

■トマト

 ポリフェノールの一種、リコピンに強力な活性酸素除去力が。また同じく抗酸化力の高いビタミンCも夏野菜の中でトップクラス。

■アボカド

 血管のしなやかさを保ち、動脈硬化を防ぐビタミンEの宝庫。美肌効果も。余分な塩分を排出するカリウムや葉酸も豊富。

■ターメリック(ウコン)

 カレーのスパイスなどで知られる黄色い色素成分クルクミンは、認知症の原因物質の一つ、アミロイドβを抑制。

■玉ねぎ

 特に血管や血液で強力な抗酸化力を発揮。血管を強くし脳の血流をよくするポリフェノール、ケルセチンがたっぷり。

次回は、「葉酸」についてお話していく予定です。
興味のある方は、是非読んでください。

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認知症予防する4つの栄養成分とは①?

2018.06.27 | Category: 健康寿命,家庭の医学,生活アドバイス,認知症,食事

おはようございます。院長の堀です。
認知症のおばあちゃん 前回、認知症の予防には、食生活を考えないといけないとお話しましたね。2025年には認知症患者数約700万人、65才以上の5人に1人が認知症になってしまう(厚生労働省推計)。でも、身近な食材を使って毎日の食事を少し意識するだけで、脳の老化は防げというんであれば、それを実行するしかありませんね笑
一人暮らしや弁当食で済ましている方は、一度立ち止まり考えるべきですね。カロリーの摂りすぎや野菜不足、偏った食生活の影響が認知機能の低下を早めるという側面があるので、毎日の食生活を見直すことが、認知症予防の近道と言えます。

認知症予防の“食”は、4つの栄養成分がキーワード。でも難しく考える必要はありません。これらを摂り入れられる食材は、意外に身近なものばかり。毎日の食事で無理なく、バランスよく摂取していきましょう。

4つの栄養成分とは?

「オメガ3」「抗酸化成分」「葉酸」「トリプトファン」

オメガ3とは?

 脳の認知機能維持に欠かせないものであり、DHA、EPA、αリノレン酸の3つをオメガ3と言われています。脳の組織は6割以上が脂質で、その多くを占めるのがDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸です。不足すると、アルツハイマー病のリスクが高まるという調査結果もあるほど重要な栄養素です。ここで問題なのは、この成分は体内で作られないため、食品からの摂取が必須という事です。植物性のαリノレン酸は摂ると体内でDHA、EPAに変化します。豊富に含まれている食材は、以下の通りですので参考にしてください。

■さば缶

 新鮮なうちに加工されるため、栄養成分がキープされ、手軽にオメガ3を摂れます。汁にもDHA、EPAがたっぷりなので残さず利用してくださいね。

■まぐろのトロ

 DHAやEPAを豊富に含む魚の代表格です。オメガ3は、まぐろのほか、さんまやぶり、さばや鮭など、“脂がおいしい”魚に多いです。

■アマニ油

 亜麻の種の油でクセのない香りと味です。荏胡麻の種を搾るえごま油と並んでαリノレン酸が豊富です。いずれも1日小さじ1杯でオメガ3の摂取目標量が得られます。

■チアシード

 ダイエット効果で話題です。南米原産のチアの種子で、αリノレン酸ほかミネラル、ビタミン、食物繊維などの栄養が豊富です。

次回は、続きの「抗酸化成分」「葉酸」「トリプトファン」についてお話していきますね。


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認知症リスクが半減する食事方法とは?

2018.06.25 | Category: 健康寿命,家庭の医学,認知症,食事

おはようございます。院長の堀です。

ワールドカップをみていますか?
日本とセネガル戦、良い試合でした。
寝不足が続いていますが、感動しています。

感動するという事が大切です。
『心を動かす=脳に刺激をいれる』
大切な事です!!

歳をとると「ボケたくない」「ボケるくらいなら・・・」などおっしゃる患者様が多いです。あたり前ですよね。僕もそうです。病院勤務時代、色んな患者さんを見てきました。又、徐々に認知症になる病気もあります。

認知症はつらいですよね。なにより本人も辛いですが、身近で介助する家族の方が辛いですね。怒って言ったって、本人は理解できません。時には物を盗んだと、一番身近の方を疑ったりしてきます。僕の祖母もそうでした。

認知症にならないためには?

 私たちにできることは何かあるのだろうか?一般には、知的活動や運動などが良いとか言われています。そこで、忘れがちになるのが、食生活です。食生活と認知症リスクとは密接な関係にあり、今、世界的にも注目されています。米国で2015年に発表された最新食事法をきちんと実践した人は発症リスクが最大53%低かったという研究報告も出ています。

では、何をするれば良いのか?

 人生100年時代を迎えつつありますね。最もかかりたくない病気、ある意味、がん以上に恐ろしい病気として「認知症」を挙げる人は多いのではないかと思います。自分を失うという事は非常に残酷です。中には、忘れる事ができるから、本人は楽やろなと第三者からは思う事もありますが・・・・。実際、自分がなるとなると・・・・やはり怖いですね。

 認知症の発症率は年齢を重ねるほど高まっていき、80歳を超えると20%、85歳を超えると実に40%もの人が認知症になると言われています。また2012年の時点で国内の認知症患者は約462万人だったが、その数は年々増えており、2025年には700万人に達すると推定されています。(厚生労働省の調査)。つまり平均寿命が延びれば、それだけ認知症も増えるということですね。

 一般に、認知症を遠ざける、つまり「ボケないため」にやるべきことというと、脳トレなどの知的活動、交友関係を広げコミュニケーションを活発にすることなどを思い浮かべる人が多いと思います。また、運動などにより体を動かすことも認知症の予防にいいということは知られるようになってきています。これらの対策も大切だが、忘れてはならないのが食生活です。食生活と認知症リスクとは密接な関係にあり、食生活次第で認知症のリスクが下がることが、さまざまな研究から明らかになってきています。

では、実際に何を摂取するれば良いのか?
次回、お話していきますね。


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